何も関係ないけど、なんとなく「おめでとう」と言うのが躊躇われる正月だった。
目を怪我した。
セイントビースト全盛期は、あさぎ先生の新しいイラストが出る度嬉しくて、穴が開くほど見詰めまくった。
だから、視力を失うのがとても怖くて、でも自分のせいでどんどん視力は落ちて行って。
見えない、聞こえないことが一番怖いのに、どんどん目の前はぼんやりしていくし、耳も痛い。
世界で一番好きな顔が見られなくなったら嫌だなあ。 ああもちろんモデルさんの顔だけど。
諦められない。 生きて行くためにあの顔と、だいすきな声が必要です。
どうでもいいけど、私が紡ぐ「愛してる」より、誰かに言われる「だいすき」のほうが重い気がする。
気紛れの愛してるは、軽すぎる。
で、いま眼帯なわけで、サングラスもはじめてみて。
いまは光を見るのが一番つらくて、昨日なんかは自分のいる部屋の隣の部屋の照明を絞ってつけてた。
携帯の液晶を暗くする方法がわからなくてつらい。 まさかこれが最小の明るさ？ でんこに殴られろ。
ああまあとにかく、しばらく眼帯して中二っぽくがんばる。 仕事のときは眼帯できないんだってーほざけ。
また新しい傷を背負って生きていく。
目の怪我は怖いよね。
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